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当院のボンクラ獣医師は、

極めて不健康・虚弱なため

体力的に一杯一杯になり

ダウン

往診をお断りすることも

多々ありますが、

ご了承ください

(営業部長より) 

イベルメクチンが効いてない???

本日、虫下しを大量発注しました。

発注した虫下しの成分は、

アバメクチン・イベルメクチン・プラジクァンテル・オキシフェンダゾール・パモ酸ピランテル

これらを2〜3種類で混ぜたペーストタイプです。

正直、こんなに色々、馬にやらなければならないのか?と、思うと少々ウンザリですが・・・。

 

タイトル通りに、イベルメクチン効いてないのでにゃいか!?

などと思ったのは、北海道時代牧場で牧場管理獣医師をやっていた2009年くらいでしょうか?

繁殖牝馬が腸ねん転で、大きな診療所に運ばれた時や

繁殖シーズンにJRAの産地寄生虫検査で、ランダムで検査してもらった糞便から

とにかく寄生虫が発見されます。

 

もともと、勤務していた牧場は、寄生虫に敏感(昔、寄生虫で痛い目にあったとのこと)な

牧場で、1か月半~2か月に1度虫下しを全頭かけておりました。

その成分は、イベルメクチン及びビチオノール(のちにプラジクァンテルに変更)

当時は、イベルメクチン・プラジクァンテルの混合虫下しは結構高価で、

虫下しのプロトコール、イベルメクチン→イベルメクチン→イベルメクチン・プラジクァンテルを、

1クールとして、繰り返しておりました。

この頃には、ピランテル製剤も市販されていたのですが、その使い方が若干面倒なため、

何も考えずにイベルメクチンを多用していた感は否めません。

 

これが、勤務していた牧場でのイベルメクチン耐性寄生虫の増加につながるとは、

全く考えてもいませんでしたが・・・。

 

そんなわけでねん転のオペ馬や、JRAの糞便虫卵検査で陽性が出てきます。

正直、自分的には???です。

周りの牧場の社長さん達に、虫下しの年間回数を聞いても、自分の勤務している

牧場の方が、虫下し回数ははるかに多い。

厩務員達の投薬を見ていても、あとで吐き出すような適当な仕事はしていない・・・。

ますます???

 

そんな時に、厩舎の倉庫で使用期限切れ直前のピランテル製剤を見つけます。

数的には、繁殖牝馬全頭使うのには充分な量♪

「ものは試しだ、やっちまえ!!」

この獣医のことを信じていいのか若干不安な厩務員達も、馬の腹の中に虫を飼い続けるよりはマシと、

シロップタイプの虫下しを、飼い葉に混ぜて食べさせます。

・ 

翌日の馬房掃除、4〜5頭の繁殖牝馬のボロからモヤシみたいに、ワシャワシャ出てきます(泣)

ボンクラ獣医的教訓「手間だからと、同じ種類だけ使い続けるもんじゃないね、虫下し・・・」

ただ、言い訳ですけどね、当時の業者の虫下し推奨プログラムにも、

イベルメクチンとプラジクァンテルで充分て書いてあったんだって!!

嘘じゃないから!!(泣)

 

そんなこんなで、現在、自分が駆虫で心がけているのは、なるべくバランスよく?

同じ駆虫剤を連用・乱用しないで、コロコロ変えることで、馬の体内で寄生虫が落ち着けない?

環境を作ることと、考えています。

多分、現状完璧と思っても、また、そのうち問題が出てくるのでしょうね・・・(泣)

いたちごっこかな~???

などと、思いつつ、自分で考えた結果、現在は下記の写真のような3種類(成分5種類)を

使用してます。

今後も、寄生虫の駆除ができているかチェックしつつ、

駆虫プログラムを考えていかないといけませんね♪

あとは虫下しの年間回数でしょうか???

1年に3~4回で充分でないの?

やりすぎても問題な気がする・・・。

  ↑

北海道時代のトラウマですかね?(笑)

 

虫下しで疑問がありましたら、「お問い合わせ」よりご連絡ください。

 

各虫下し薬剤名 

Abamctin:線虫・Ivermectin耐性線虫・条虫と叩けるようです

Praziquantel:条虫を叩くことを目的で使ってます

Ivermectin:効かないのもいるだけで、有効な寄生虫が多々あるのも事実です

        これだけの乱用はやめて欲しいと伝えつつ、使ってます

Oxfendazole・Pyrantel:Ivermectin耐性線虫の駆除目的で投与してます

                                  「北海道から新馬持ってきたから虫下しくれ!!」などと

              言われた時に渡すことが多いです